雨宮はりきゅう整骨院。2023年の脳出血後の後遺症の症例です。
60代男性。
少し前から左のおしりの痛み、しびれ感?みたいなものがある。おしりをもんだり、電気をかけてみたが一向に良くならない。
病院から痛み止め(リリカ系)をもらっているが、効いているのかよくわからない。
いわゆる坐骨神経痛みたいな症状です。
最初の治療は、おしりを中心に行いましたがやはりあまり改善せず。
これは想定内でした。
同じような治療を繰り返しましたが、やはり改善せず。(患者さんは、おしりに症状があるのでとにかくココを治療してくれという要望が強かったので、同じような治療を繰り返す必要がありました)
この辺りは、治療においてなかなかに難しいところですね。。やはり人は症状のあるところを治療してもらいたいのです。
ということで、おしり以外に原因があるということを説明し、腰を治療することにしました。
腰の治療といっても、なんとなくもめば効くわけでもなく、鍼治療が必須になるような感じです。体の深いところが原因ですから、鍼治療以外では患部に届かないのです。
腰の治療を3回。
これでほとんど症状は消失しました。
このように、おしりに症状があっても、おしりが原因となっているとは限りません。
本当の原因を見つけるためには、何よりも根気が必要です。1回治療して効かないからと言って止める人も多いですが、それでは改善しないことは多々あります。
お困りの方、ご相談ください。