坐骨神経痛の症例 1 2020年

 

40代男性。
くしゃみをしてから、足にビキッと神経痛が走るようになり、夜寝ているのもつらい。
知り合いの整骨院で揉んでいるが、あんまり良くならない。
親御さんが当院の鍼治療をチョクチョク受けている方なので、紹介で来院。

 

症状を聞くと、いわゆる坐骨神経痛みたいな症状です。

 

軽くほぐして、鍼治療開始です。

 

 

神経痛は、坐骨神経痛に限らず、なかなかに厄介です。

 

今回は、反応点に鍼治療。それに加え、坐骨神経痛専用の鍼治療も加えました。
さらに、腰は痛くないということですが、腰の治療も追加。

 

この腰の鍼は、当院のオリジナルの鍼治療です。

 

 

さて、治療後の反応は、良い感じがする。
でも、まだ痛い。。。とのこと。

 

 

ここで、私もうーーんと悩みましたが、結構鍼刺激は入れたので、この日はここで止めることにしました。
神経痛の治療は、鍼の刺激量が多すぎると悪化する場合があるからです。

 

 

神経痛の鍼治療は治療直後よりも、1日程度置いた方が良い場合もあるからです。
神経痛は、神経が過敏になっている場合が多いです。過敏になっている状態は、治療してすぐに治まるわけではないです。少し時間が必要です。

 

対して、筋肉が主原因の場合は、直後にすぐ効果が実感できる場合が多いです。

 

 

2日後、『かなり良くなりました~』連絡ありました。
無事に効いてくれたようです。良かったです。