脳出血後遺症の症例 1 2021年

 

70代男性。
10年以上前に脳出血で緊急入院。酷い出血ではなく、手術も行われなかった。医師からは、軽症ですと言われている。
ここ数年、左足に上手く力が入らない状況がチョクチョク出るようになり、どうにかならないか?との相談。

 

話を聞くと、足の裏の感覚が鈍く、力が上手く入れられないことは前からあったが、近頃少し悪化してきたと感じるとのこと。

 

 

脳血管障害に対する鍼治療はありますが、10年以上経っていることから効果は不明ということを伝えて、それを承知で治療開始となりました。

 

 

まずは、脳血管障害治療の基本となる治療を数回しましたが、結果はイマイチということ。
これは同じ治療を繰り返しても、あまり改善はしないと判断しました。

 

 

ここで発想を転換し、お灸を使うことにしました。

 

これが大成功!
左足の調子が良いと患者さんが実感できるようになりました!足も暖かくなり、足裏の感覚も良いようだ!とのこと。

 

もちろんですが、これで足が治るわけではないんです。。。

 

ですが、患者さんの生活の質を上げることは可能です。何よりも、患者さんが実感できる効果が出ているのが一番です。

 

 

似たような症状でお困りの方、ご相談下さい。