No11 緑内障の鍼灸治療 2025年

 

 緑内障の鍼灸治療ですが、現在5人程度の患者さんを治療しています。

 

 私自身の右目の視野欠損部位は広がっておりませんのでそれは良いのですが、残念ながら視野回復はやはり無理のようです。

 

 こうなってくると、今ある視野をいかに大事に維持していくかということと、今は大丈夫な左目を維持することに注力していきたいと思います。もちろん点眼薬は継続しています。

 

 視神経細胞の委縮には眼圧による作用と、それ以外の要素(これは現在原因不明)が関係していると思われます。(これは眼圧が低くとも緑内障が進行する方もいるので、違う原因が間違いなくあると考えています)
 もしかしたら、耳が聞こえなくなる機序と似ているのかもしれません。

 

 当院の患者さんも、いろいろと治療の感想を述べてくれますので、それを各患者さんに共有しています。
 効果的な方法がありそうであれば、みなさん試してくれます。

 

 患者さん方の治療に対する忖度ない感想(良かった、イマイチ含め)、さらに自分の目を使っての治療の経過などから、少しづつ効果的な治療ポイントなどがわかりつつあります。
 視界や、見やすさは確実に向上しますし、眼圧の低下にも効いているようです。

 

 よりよい治療法を探して、これからも色々と試してみるつもりです。

 

 多くの治療件数があったほうがデータの信頼性が上がりますので、緑内障で鍼灸治療をしてみたい方はご連絡ください!