仙台市若林区の雨宮はりきゅう整骨院。当院の2020年1月9日の鼻のつまり(鼻閉感)と鼻水の症例です。
30代男性。
仕事で力を入れる際や、朝歯を磨くとき、顔を下に向けるときに、顔の目部分~鼻の部分にかけてしびれのような違和感を感じ、同時に吐き気がする。
少し前まではめまいもしていたという患者さん。
脳神経外科などで全検査済みで異常なしと診断されている。
その後、仙台街中の某専門学校の先生をしている鍼灸院に通っていた。めまいは少なくなったが、目の違和感や吐き気は変わらず、自分の気になるところに鍼が届いていない気がする・・・ということで来院。
患者さん自身では、後頭下筋群が原因と思っているとのこと。
以前の鍼灸院でも、その筋肉に対して治療を受けたようです。
当院でも、1回目は後頭下筋群を目指して鍼を打ちました。ズバッと打ちまして、『今までの中で一番届いている感じがします!』とのこと。
1回目はこれで様子見となりました。
2回目、少しは良いが、、、
2回目も同じ治療。
3回目、イマイチすっきりしない。。。
さて、ここからが大変でした。
というのは、後頭下筋群に2回程度打ってあまり効かない、、、となると、私の経験ではそこに続けて打っても治りません。
ここから、本当の原因探しが始まりました。
このような場合は、どこかに本当のポイントが隠れているものです。
患者さんからも、色々と情報を提供してもらい、根気強く治療を続けてもらいました。
そこで、9回目にやっと見つけました。。。
見つけたポイントは、首でした!
現在これで大分調子が良いとなっています。
目の周りの異常なし、吐き気は少し起こるときもあるがすぐにおさまるとのこと。
いや~良かったです!
このように、改善のポイントを見つけるまで回数がかかる場合もあります。
特に慢性の方に多いです。
慢性の方は回数が必要と思ってください!