30代男性
後頭骨と首の間にひどいコリ感あり。
頭や目も重くなる。
という患者さん。
最初に、『はりをズバッと刺してもらいたくて来ました』というお言葉。
ウチのホームページに、『ズバッと刺します』と書いてあるのを見て、来院したようです。
『そうなんですか??』と思わず聞き返してしまいました。
聞けば、近くの鍼灸院に何件か行き、鍼を打ってもらうも、全然苦しいところに届いている感じがしなくて効かないんですよね~とのこと。
『効かないのに、どうして鍼を打ちたいんですか?』と聞くと。
『転勤で昔山形にいるときに、ズバッと打ってもらっていて、すごく効いたんですよね~ だからそう打ってくれるところを探しています』ということでした。
問診、触診、その後軽くほぐしながら症状の確認。
『では、ズバッと行かせていただきます!』と言って、治療開始です。
最初に数本打ってみて確認してみると、『ちゃんと届いています!』ということでしたので、それからは遠慮なくいかせていただきました。
治療後は、『非常に効きました~!良かったです!』という感想をいただきました。
1ヵ月後ぐらいに、再来院。
またぶり返してきたということで、再度同じ治療。
加えて、頭の鍼も追加しました。これも良い感じで効いてくれたようです。
近頃の鍼治療は、細い鍼を使って、なるべ刺激が少ない感じで刺すというのが主流になっています。
刺激の強い治療は良くないと考えている先生も少なくありません。
が、そのやり方では改善できない症状は実はたくさんあります。
患者さんの症状の改善の為には、多少刺激的な鍼治療でも行う。これが当院のモットーです。
もちろん、激痛の治療ではありません。心配なさらないでください。
『良い感じに患部に届いている』
この感じが大事なんです。