鍼灸治療って、ツボを使って治療します。
ツボというと、足ツボとか有名ですね。
しかし実は、足ツボっていうのは、伝統的な鍼灸のツボとは全然別物なんです。これは今度機会があれば書きたいと思います。
さて、このツボの概念ですが、もちろん学校で習う教科書的なツボの位置ってあるんですよね。
でも、現場では、結構大雑把に使っています。
少なくとも私は。。
大雑把といっても、適当というわけじゃないです。
適当だと全然効かない…場合があります。
効かない??
例えば、鍼灸治療に使う針の太さは、0.1mm~0.3mmぐらいです。
すごく細いんですよ。
この細いもので治療するわけです。ツボに当てるの難しそうと感じませんか?
実際難しいんです。。
ただし、人によっては大雑把でも効く人はいます。こういう人は治療の的が大きい人です。つまりツボが大きい人です。
でもツボが小さい人もいます、そういう人は丁寧に刺さないと全く効きません。
どこにどう刺せば効くのか??これは、治療の経験値がかなり必要です。
学校の授業とか、セミナーに出たからといってすぐに得られるものではありません。
一般の方は、免許とって先生してるんだからツボわかるんでしょ??
と思いますよね。
でも実際はまったく違うんです。
免許を取ったばかりの先生で、綺麗に治療できる人はいないと思います。天才的な人を除いて。。。
免許歴が長くとも、鍼灸治療の経験値が少ない人も同様です。ペーパードライバーのようなものです。
じゃあ、どこで判断すればよいのか??
一番は人づての口コミですが、今はネットでの情報収集が多いと思います。
でも、ホームページには良いことしか書いてないんですよね~~
一つの判断基準として、免許を取ってから5年以上経っていて、自分で開業している先生を選んでみてください。(分院とかチェーン店はダメです…)
あくまでも一つの基準なので、もっと判断材料はあります。
また、相性問題もありますね。
これはもう実際に行ってみるしかありませんです。。。